3 January 2020コラム
【保存版】最適な「賀詞」の選び方
賀詞とはお祝いの言葉のことです。年賀状に限らず、おめでたいことがあれば使われます。
新年を祝う賀詞の種類は豊富で、どちらも素敵な意味があります。そして送る相手によって適した新年の賀詞があり、知らずに送るとマナーに反することもあるのは知っておきたいポイントです。
■一文字の賀詞
<意味>
寿・・・ことばで祝うこと。祝うべきめでたい事柄。
福・・・幸い。しあわせ。
吉・・・めでたいこと。よいこと。
<適した相手>
親しい友人、家族、同僚、部下
■二文字の賀詞
<意味>
迎春・・・新年を迎えること。
賀正・・・新年を祝うこと。
賀春・・・新春を祝うこと。
<適した相手>
親しい友人、家族、同僚、部下
■四文字の賀詞
<意味>
謹賀新年・・・謹んで新年をお祝い申し上げます。
謹賀新春・・・謹んで新春をお祝い申し上げます。
恭賀新年・・・恭しく新年をお祝い申し上げます。
<適した相手>
お客様、会社の上司、年上の親戚、恩師
■文章の賀詞
<一例>
新春のお慶びを申し上げます。
謹んで年頭の御祝詞を申し上げます。
<適した相手>
お客様、会社の上司、年上の親戚、恩師
一文字と二文字の賀詞は新年を祝うことをシンプルに伝えていて、相手に対する敬意は含まれていません。四文字と文章の賀詞は相手を敬う丁寧な表現です。「あけましておめでとうございます」は相手を選ばず、どなたにでも用いることができます。
適した表現を用いて、お互いに気持ちよく新年を迎えたいものです。