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12 July 2021コラム

雑談が消えゆく職場に警鐘を鳴らす!雑談力は最強のビジネススキル

今、職場で雑談が消えつつあります。以前はもっと職場でワイワイガヤガヤと雑談を楽しむ風景が見られました。
コロナ禍でテレワークが増えて更に深刻な状況かもしれません。

働き方改革だ!チームビルディングだ!と定着率向上のために様々な取り組みが職場で実施されています。
しかしメンタルの傷ついた人が辞めていく時に言う言葉の「誰にも相談できなかった・・・」は無くならないのです。
もっと日頃から雑談を交わし、相談しやすい雰囲気づくりができていれば部下や後輩の悩みに気付くことができたかもしれません。
雑談は一見無駄や非効率に見えても、実は大変重要なものです。

雑談はビジネスの潤滑油

良い会社は雑談を大切にしています。ところが雑談を無駄話と捉える職場もあります。
そもそも初対面の相手との会話に苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか。若手の皆さんの中には「世間話が苦手」という方も多いです。
だからといって業務に関する話題だけではコミュニケーションの活性化に繋がりにくいことは用意に想像できるでしょう。

いきなり本題に入るのではなく、雑談で盛り上がり、くだけた雰囲気を作ることでお互いリラックスして会話することができます。
これは職場でのコミュニケーションだけでなく、顧客に対しても同様の効果が得られます。

では雑談とはどのようなモノなのでしょうか。

雑談とは

特にテーマを定めないで、気楽に会話することを雑談と言います。
※ただし気楽な会話の中でも、ののしり、蔑称や中傷は「雑言(ぞうごん)」です。

雑談は楽しく会話することが基本です。雑談の類語として「世間話」もあります。
雑談をする本当の意味は楽しく気楽に会話することで、お互いの心を開き、信頼関係を築くことなのです。
気楽に会話をするためノーガードの状態です。お互いが構えていないからこそ、本音が聞き出せて、バックグランドを把握することができます。
こうした普段からの雑談があってこそ、いざというときに相談できる相手となります。
悩み事や困ったことがあった時に、「言ってくれればいいのに・・・」は普段から会話できる雰囲気づくりをしていたのかが問われます。

信頼関係を築くために職場だけでなく顧客でも家族でも同じように雑談は大切です。
ある営業スタッフは、とても商品知識が豊富でありながら、お客様からは『売りつけられている』という印象を持たれて悩んでいます。
理由は明確です。雑談がないので会話が盛り上がらないのです。
ですから雑談することを面倒に感じてはダメなんですね。

雑談の3つのコツ

次に雑談力はどのように身につければよいのでしょうか。
雑談力は決して、話題が豊富で語彙力が優れているということではなく、簡単なコツで磨くことができます。

①相手に興味を持つ
・今、何をしているのか。
・どのような表情か。
・いつもと変わった点はないか。
このような小さな気付きは相手に興味を持って接するからこそわかることです。そして気付いた点を話題にすれば、それが雑談に繋がります。

②共通点を探す
同じ血液型、同じ出身地、同じ趣味ということで会話が盛り上がった経験はありませんか?
常に新しい話題を入手しなくても相手との共通点が見つければ、同じテーマで毎回盛り上がることができます。

③YESを引き出す質問
「今日はいいお天気ですね」
「明日はお休みですよね」
「梅雨が明けましたね」
最初は確実に相手からYESを引き出す質問を投げかければ明るく前向きな雰囲気が作れます。
雑談を続けたければ、更に関連した質問を投げかければ良いのです。

いかがでしたか?どれもとても簡単ですよね。

他にもすぐにできる雑談のコツがあります。
アプロッシェでは「雑談力」をテーマに講演と研修も承っております。
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