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24 April 2020コラム

ビジネス電話「折り返しお電話いたします」~意味と使い方~異なる表現もご紹介

2022年2月11日記事更新

「折り返しお電話いたします」をたびたび使っていませんか?このフレーズ、実は使えるシーンが限られています。

「折り返し」の意味は?

【折り返し(おりかえし)】
①折り返すこと、折り返したもの・部分。
②こちらからの連絡・通信などに対し、相手側からの反応が間を置かずにあることを表す。

言葉の意味からビジネスにおける電話応対では、10分程度ですぐにこちらからかけ直す場合や相手にかけ直して欲しい場合に「折り返し」を用います。「折り返しお電話いたします」「折り返しお電話いただけますか?」などがあります。

覚えておきたい「折り返しお電話いたします」とは異なる表現

ある程度、時間がかかる場合は「後ほどお電話いたします」「後ほどおかけ直しいたします」が正しい表現です。なお、「後ほど」には明確な時間の期限はありませんが、ビジネス電話では当日中にかけ直すのがマナーです。翌日以降にかける場合は「明日、お電話いたします」「後日、改めてお電話いたします」と伝えておくと無難です。
また、かけ直してもらう場合も急ぎでなければ「お手すきの際にお電話いただけるよう、お伝え願えますでしょうか?」など、「折り返し」とは異なる表現を用いると良いでしょう。

名指し人が不在で、すぐにかけ直して欲しいと伝言を受けた場合

「急ぎ確認したいことがあるためお電話いただきたいとお伝え願えますか?」などと伝言を承った場合、すでに相手をお待たせしている状態にあります。そのため、「戻り次第、折り返しお電話いたします」は「戻り次第」も「折り返し」も不適切な表現です。
「連絡を取りまして、至急ご連絡するようにいたします」と伝え、速やかに対応しましょう。

「折り返し」と伝えたばかりに、電話の前で相手をずっとお待たせするということのないようにしたいですね。

 

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